next up previous contents
Next: 7 アプリケーションに対するSELinux保護を無効に Up: SELinux Policy Editor(seedit)管理ガイド(マニュアル) 2.0 Previous: 5 システムの状況を把握する   Contents

6 次に何をすればいいの?

さて、SELinuxのステータスを把握したところで、次に何をすればいいのでしょ う。以下のようにまとめることができます。
  1. アプリケーションのSELinux保護を無効に
    アプリケーションが、SELinuxのアクセス拒否のため動作しなかった場合、 もっとも簡単な解決方法は、そのアプリケーションに対してのみ、 SELinuxのアクセス制御が働かないようにすることです。 セキュリティはもちろん落ちますが、SELinux全部を無効にするよりはマ シといえます。 7で紹介します。
  2. ポリシーを修正する
    アプリケーションが、SELinuxのアクセス拒否のため動作しなかった場合、 本来は、ポリシーを編集すべきです。 9で紹介します。
  3. ドメインを新たに設定する
    SELinuxによって動作が制限されていないアプリケーションの安全性を高 めるには、自分でドメインを設定し、アプリケーションにドメインを割 り当てる必要があります。 10.1で紹介します。



Yuichi 2006-06-28