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さて、SELinuxのステータスを把握したところで、次に何をすればいいのでしょ
う。以下のようにまとめることができます。
- アプリケーションのSELinux保護を無効に
アプリケーションが、SELinuxのアクセス拒否のため動作しなかった場合、
もっとも簡単な解決方法は、そのアプリケーションに対してのみ、
SELinuxのアクセス制御が働かないようにすることです。
セキュリティはもちろん落ちますが、SELinux全部を無効にするよりはマ
シといえます。 7で紹介します。
- ポリシーを修正する
アプリケーションが、SELinuxのアクセス拒否のため動作しなかった場合、
本来は、ポリシーを編集すべきです。 9で紹介します。
- ドメインを新たに設定する
SELinuxによって動作が制限されていないアプリケーションの安全性を高
めるには、自分でドメインを設定し、アプリケーションにドメインを割
り当てる必要があります。 10.1で紹介します。
Yuichi Nakamura
2007-02-13